各講座のご案内

各講座の概要と講師をご紹介します。

4/20 幼児期の初期対応と早期支援

こんな人におすすめ

  • 自治体の発達支援センターで相談を受けたが、対応に困っている。
  • 「様子を見る」の他にどんな指導をすれば良いのか知りたい。
  • 環境調整とは具体的にどうすればよいのか学びたい。
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講師メッセージ

Yasuto Yada
矢田 康人 先生
幼児期の支援はガイドラインが策定されており、言語聴覚士にはエビデンスに基づいた適切な対応が求められています。ただ「様子をみる」のではなく、何を評価し何を伝えるのか、そして就学にどう繋げていけばよいのかを、私が実際に相談支援の現場で取り組んでいることも交えて、基礎からお伝えしたいと思っています。適切な相談対応を行えるSTが増えることにより、その一歩先の介入を必要とするお子さんの受け皿を増やすことにもなります。ぜひこの講座で正しい初期対応と有効な早期支援を学んでください。
プロフィール
  • 合同会社Word Pecker代表 / 篠崎児童発達支援センターSV
  • 言語聴覚士 / 公認心理師 / 修士(言語学)
  • 東京都立大学大学院では吃音の認知神経科学研究に取り組み、日本精神神経学会よりフォリア賞を授与。
    現在は自費の相談支援サービスの運営や児童発達支援事業所のスーパーバイザーなどを行いながら、慶應義塾大学医学部耳鼻咽喉科・頭頸部外科の共同研究員として、吃音を中心として流暢性障害の研究にも従事している。

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こんな人におすすめ

  • ことばの教室ではどんな指導が行われているのか知りたい。
  • 環境調整以外に、児童に対する有効なアプローチがわからない。
  • ことばの教室を利用するメリットや留意点を知りたい。
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5/11 通級における吃音指導

講師メッセージ

Saburo Takahashi
髙橋 三郎 先生
吃音指導の方向性や内容は、子どもの発達段階によって大きく異なります。特に、小学生を対象とする「ことばの教室」では、「具体的に何を?どう教えれば?」と悩む先生も多いのではないでしょうか。本講義では、通級における吃音指導の考え方を解説し、具体的な指導方法として(1)発話へのアプローチ、(2)感情・態度面へのアプローチ、(3)環境へのアプローチ、という3つの柱に沿って詳しく解説します。最後に、教育現場で吃音指導を行うことのメリットについてもご紹介します。
プロフィール
  • 府中市立住吉小学校きこえとことばの教室 主任教諭 / 東京学芸大学個人研究員
  • 公認心理師 / 臨床発達心理士 / 博士(教育学)
  • 東京学芸大学大学院にて吃音のある児童の心理言語学的研究に従事。日本特殊教育学会第21回実践研究賞受賞。現在はことばの教室にて吃音や構音障害、LD、ASDのある児童の支援に従事しながら研究活動も行っている。
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6/7 統合的アプローチによる吃音支援

こんな人におすすめ

  • 思春期以降の方の発話症状に対するアプローチを知りたい。
  • 心理・態度面も考慮した包括的な支援を行いたい。
  • マインドフルネスを用いた吃音支援に興味がある。
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講師メッセージ

Nao Yasuda
安田 菜穂 先生

統合的アプローチは、流暢性形成訓練と吃音軽減訓練を合わせた方法です。発話速度の低下、軟起声、軽い構音器官の接触、呼吸コントロール、フレージングなどのテクニックを用い、これまでとは異なる発話パターンを学習してもらい、それを日常生活へ般化させることを目指します。しかし、特定の単語や場面への予期不安、あるいは否定的自動思考が強い場合には、日常生活への般化が難しい場合があります。そのため、心理療法のテクニックを応用し、吃音に対する否定的態度や回避行動を減少させることが必要です。
今回、中学生から成人の吃音のある方を対象とした言語聴覚療法の実際を、実習を交えながらお話しさせて頂きます。

プロフィール
  • スピーチセラピーねむ / 元北里大学東病院リハビリテーション部
  • 言語聴覚士 / 博士(保健医療学)
  • 国立障害者リハビリテーションセンター学院聴能言語専門職員養成課程修了
    国際医療福祉大学大学院医療福祉学研究科保健医療学専攻博士課程修了
    北里大学東病院・北里大学病院リハビリテーション部(北里大学医療衛生学部非常勤講師兼務)に27年間勤務。著書に「自分で試す吃音の発声・発音練習帳」(学苑社)がある。
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7/5 学齢期を対象とした言語指導

こんな人におすすめ

  • 小学生にどんな対応をすれば良いか困っている。 
  • 学齢期の子どもに対する直接的なアプローチを知りたい。 
  • 環境調整や流暢性形成以外の最新のアプローチを学びたい。 
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講師メッセージ

Kohei Kakuta
角田 航平 先生

吃音のある小学生への言語療法については、幼児期や成人期に比べてエビデンスレベルの高い報告が少ないことが指摘されてきました。近年ではこれまでの研究のレビューが進み、それに伴い介入法や評価法の整備も試みられています。本講ではこれらの知見を概観するとともに、日本国内で使用可能なリソースなどの情報を提供します。さらに、演者が臨床で実践している方法についても紹介し、ことばの教室の先生や言語聴覚士にとって役立つ内容としていきたい。

プロフィール
  • 国立障害者リハビリテーション病院
  • 言語聴覚士 / 認定言語聴覚士(吃音・小児構音障害)
  • 国立障害者リハビリテーションセンター学院卒業後、同病院勤務。
    吃音のある子どもや聴覚障害領域の臨床・研究を行っている。幼児・学齢期の吃音に関する研究発表多数。
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